2021.1.29 センバツ2021出場校決定 昨秋公式戦成績データー
第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間)の選考が行われた 

今大会では各地区の秋季大会優勝校で争う明治神宮大会が中止のため、明治神宮枠がなくなり、21世紀枠が例年3校⇒4校に増えた 出場校は以下の通り 

《21世紀出場校4校》

■八戸西(青森)初出場
〈チーム成績〉打率.352/本4/盗14/防4.22/失策7
⇒東北大会ベスト8、全員が地元・青森出身の公立校。
身長189cmの長身右腕、最速143キロのエース福島蓮が軸 

■東播磨(兵庫)初出場
〈チーム成績〉打率.296/本0/盗26/防1.67/失策6 
⇒コロナ過でSNSを利用した、指導、ミーティングなど創意工夫が高く評価された。
MAX142キロ、右腕エースの鈴木に堅守と機動力

■具志川商(沖縄)初出場
〈チーム成績〉打率.300/本1/盗21/防2.91/失策10 
⇒九州大会ベスト8 今では珍しい監督は民間企業に勤務
課外活動では地域企業との商品開発を行う取り組みなどが評価された。
144キロ右腕新川が軸 

■三島南(静岡)初出場
〈チーム成績〉打率.254/本0/盗14/防3.23/失策13 
⇒創部100年目の悲願、未就学児童向けの野球教室などの地域貢献活動が評価された。
180cm90kgの前田が投打の軸を担う

△補欠校⇒富山北部・水橋 連合チーム(富山)知内(北海道)




《一般選考29校》

【北海道地区1校】

■北海(北海道)10年ぶり13回目  
〈チーム成績〉打率.357/本6/盗5/防0.53/失策4
⇒1年から主力のエース木村、打撃では4番宮下が軸

△補欠校 旭川実



【東北地区2校】

■仙台育英(宮城)2年連続14回目 
〈チーム成績〉打率.361/本4/盗34/防1.21/失策4
⇒伊藤ー木村のバッテリーと持ち前の強力打線で上位進出を狙う

■柴田(宮城)初出場 
〈チーム成績〉打率.318/本3/盗21/防4.47/失策8
⇒全員野球で粘り強く戦う。エース谷木の力投に期待

△補欠校 花巻東(岩手)日大山形(山形)



【関東・東京6校】

■健大高崎(群馬)2年連続5回目 
〈チーム成績〉打率.387/本15/盗30/防2.08/失策11
⇒2年連続関東大会優勝、高校通算200発打線で破壊力抜群、伝統の機動破壊も健在

■常総学院(茨城)5年ぶり10回目 
〈チーム成績〉打率.358/本0/盗9/防2.08/失策7
⇒関東大会準優勝、エース秋本を中心に粘り強い

■東海大甲府(山梨)5年ぶり6回目
〈チーム成績〉打率.337/本3/盗17/防1.86/失策6
⇒左腕エース若山は多彩な変化球が持ち味、巧みに試合を作る

■専大松戸(千葉)初出場
〈チーム成績〉打率.332/本1/盗26/防1.47/失策9
⇒春は初出場、激戦の千葉を勝ち上がり、関東大会ベスト4、右腕エース深沢の制球力で勝ち上がる

■東海大相模(神奈川)2年連続12回目 
〈チーム成績〉打率.351/本6/盗16/防1.23/失策4
⇒関東6校目での選出、関東大会ベスト8準々決勝の東海大甲府戦では9回表まで1-0のリード、9回裏逆転サヨナラ負けを喫した。

※6校目の選考で東京準優勝の日大三との比較、検討で総合力が上回り選出。注目左腕エースの石田の好投に期待

■東海大菅生(東京)6年ぶり4回目
〈チーム成績〉打率.386/本4/盗52/防1.67/失策6
⇒U-15日本代表バッテリーの本田ー福原が中心、盗塁52の機動力も持ち味

△補欠校 国学院栃木(栃木)鎌倉学園(神奈川)/東京 日大三 二松学舎大付



【東海地区2校】

■中京大中京(愛知)2年連続32回目
〈チーム成績〉打率.345/本4/盗17/防2.27/失策15
⇒注目は最速151キロのエース畔柳の出来がカギ

■県岐阜商(岐阜)2年連続30回目
〈チーム成績〉打率.298/本1/盗8/防1.64/失策6
⇒プロ注目の捕手・高木がチームを牽引 

△補欠校 三重(三重)岐阜第一(岐阜)



【北信越地区2校】

■敦賀気比(福井)5年ぶり8回目
チーム成績〉打率.350/本0/盗17/防2.20/失策7
⇒投手は竹松、上加世田、打線は大島、前川が中心、投打がかみ合えば上位進出を狙える 
■上田西(長野)初出場
チーム成績〉打率.407/本4/盗16/防4.36/失策8
⇒春は初出場、3番柳沢を中心とした攻撃型のチーム、投手の踏ん張りに期待

△補欠校 星稜(石川)関根学園(新潟)



【近畿地区6校】

■智弁学園(奈良)2年連続14回目
〈チーム成績〉打率.344/本5/盗14/防3.21/失策8
⇒近畿大会優勝校、高校通算30本の前川と主軸の山下は好打者  

■大阪桐蔭(大阪)2年連続12回目
〈チーム成績〉打率.375/本11/盗35/防3.84/失策6
⇒盗塁35の機動力は破壊力抜群、伝統の打線もプロ注目の松浦、関戸、池田で打力も健在 
■市和歌山(和歌山)2年ぶり7回目
〈チーム成績〉打率.281/本4/盗5/防1.90/失策5
⇒プロ注目の小園を中心に最少失点で抑え守り抜く野球 

■京都国際(京都)初出場
〈チーム成績〉打率.315/本2/盗9/防2.48/失策9
⇒主力の半数が1年生、接戦で勝ち上がる 

■神戸国際大付(兵庫)4年ぶり5回目
〈チーム成績〉打率.302/本4/盗15/防1.13/失策7
⇒投打の中心は阪上、最速145キロ、高校通算20本 

■天理(奈良)2年連続25回目
〈チーム成績〉打率.327/本4/盗9/防2.95/失策5
⇒1年生から注目の右腕達の出来が上位進出のカギ

△補欠校 智弁和歌山(和歌山)龍谷大平安(京都)



【中国・四国地区5校】

■広島新庄(広島)2年連続3回目
〈チーム成績〉打率.345/本2/盗17/防1.37/失策7
⇒プロ注目の2枚看板 右腕・花田と左腕・秋山の両輪の好投が上位進出のカギ 

■下関国際(山口)3年ぶり2回目
〈チーム成績〉打率.304/本1/盗28/防2.05/失策12
⇒機動力も使える1年生主体の若いチーム、4番・守は強肩強打

■鳥取城北(鳥取)2年連続3回目
〈チーム成績〉打率.327/本6/盗10/防3.41/失策3
⇒注目は3番・畑中

■明徳義塾(高知)2年連続20回目
〈チーム成績〉打率.326/本0/盗1/防0.54/失策4
⇒主戦は絶対的エース代木 公式戦7勝4完封 投手を中心とした守りのチーム

■聖カタリナ学園(愛媛)初出場
〈チーム成績〉打率.302/本1/盗6/防1.17/失策4
⇒共学になり5年目での甲子園、プロ注目の遊撃手・川口

△補欠校 中国地区 米子東(鳥取)桜ヶ丘(山口) 
四国地区 小松(愛媛)鳴門(徳島)



【九州地区4校】

■大崎(長崎)初出場
〈チーム成績〉打率.313/本4/盗23/防2.05/失策4
⇒九州大会優勝校、機動力を生かし、得点につなげる。バッテリーを中心に守り勝つ

■福岡大大濠(福岡)4年ぶり5回目
〈チーム成績〉打率.335/本5/盗15/防1.94/失策10
⇒エース左腕・毛利の出来がカギ 

■明豊(大分)3年連続5回目
〈チーム成績〉打率.330/本2/盗27/防1.89/失策1
⇒好投手多く、守備も鉄壁、打線の奮起で上位を狙う

■宮崎商(宮崎)52年ぶり3回目
〈チーム成績〉打率.311/本6/盗14/防2.31/失策9
⇒公式戦3本塁打の3番・中村が攻守の要

△補欠校 神村学園(鹿児島)延岡学園(宮崎)